エリス婦人科クリニック川崎駅

低用量ピルの休薬期間も避妊効果はある?

Birthcontrol Pill Holidayseffect

低用量ピルの服用サイクルには休薬期間が含まれるのですが、この間の避妊効果について不安を抱え、相談にいらっしゃる方も少なくありません。

この記事では、低用量ピルの休薬期間の避妊効果、避妊効果が低下するケースなどを解説しています。

目次

休薬期間でも低用量ピルの避妊効果は続く?

休薬期間でも低用量ピルの避妊効果は続く?

低用量ピルの休薬期間であっても避妊効果は持続します。ただしこれは、それまでの間に正しくピルを服用できていることが前提です。

飲み忘れや服用開始の遅れなどがあると休薬期間の避妊効果が大きく低下してしまう恐れもあるので注意してください。

低用量ピルの休薬期間とは

低用量ピルの休薬期間とは薬剤を28日周期で服用するうち、薬を飲まないあるいは偽薬(プラセボ)というホルモンが配合されていない錠剤を飲む、最後の7日間を指します。

偽薬(プラセボ)は、ピルの飲み忘れを防ぐため、ピルの服用を習慣づけるためにシートに含まれています。

休薬期間中は、生理の準備のために卵胞が発育し、休薬期間の2~3日目頃から生理のような消退出血が起こります。卵胞が発育しても、休薬期間後は再びホルモンが含まれたピルを服用することで卵胞の発育が抑えられるため、継続した避妊効果が得られます。

低用量ピルに休薬期間が必要な理由

休薬期間があることで、妊娠の有無を確認できます。低用量ピルは高い避妊効果が得られるものの、100%ではありません。休薬期間中に消退出血があれば、妊娠していない可能性が高いことを確認できます。

また、ピルを服用している間は卵巣の動きが止まります。そこで休薬期間を設けて定期的に卵巣を活動させることにより、卵巣の働きを正常に保つ狙いもあるのです。

ミニピルには基本的に休薬期間がない

卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類が含まれる低用量ピルとは異なり、黄体ホルモンのみが含まれるミニピルには基本的に休薬期間がありません。ミニピルは毎日飲み続けなければならず、消退出血も起こらないことがほとんどです。

ただし、ミニピルの一種「スリンダ」には4錠の偽薬が含まれています。4日間が休薬期間となり、その期間中は消退出血が起こることが一般的です。

休薬期間の避妊効果が低下するケース

休薬期間の避妊効果が低下するケース

低用量ピルは、正しく服用していれば避妊効果が下がることはほぼないといえます。しかし休薬期間前の服用方法に問題があった場合は休薬期間の避妊効果が下がる可能性が高くなります。

具体的には「飲み忘れ」「下痢や嘔吐」「次のシートの服用の遅れ」が避妊効果を下げる要因です。これらのトラブルがあった際は注意してください。

休薬期間前の7日間の間に飲み忘れがあった

休薬期間前にピルの飲み忘れがあると休薬期間に排卵が起こる可能性があり、避妊効果が低下する恐れがあります。

特に、休薬期間前日にピルを飲み忘れてしまうと休薬期間が8日となり、卵胞の成長がうまく抑えられなくなることがあるため注意が必要です。

休薬期間前に下痢や嘔吐などの症状があった

低用量ピルの服用後に下痢や嘔吐の症状があると、薬の成分が十分に吸収されずに排出されてしまいます。

ピルを服用してから吸収されるまでには、およそ3時間かかるといわれます。服用後3時間以内に下痢や嘔吐の症状があった場合は、服用したはずのピルが吸収されていない可能性があり、避妊効果が下がることが考えられます。

飲み忘れ同様、休薬期間の前の下痢や嘔吐には気をつけましょう。

次のシートの服用開始日が遅れた

1シート服用後、次のシートの服用開始が遅れてしまうと8日間以上服用がなくなるため、ホルモン量の低下によって排卵が起こる可能性があります。

この場合、休薬期間を過ぎた後の避妊効果が大きく低下します。

低用量ピルで休薬期間を取らないケース

28錠シートの低用量ピル服用中は、偽薬を飲む休薬期間が設けられています。しかし、一部のケースでは休薬期間を取らずに服用を続けることがあります。

生理移動をしたいとき

偽薬を服用せずに次のシートを続けて飲み続けると、ピルの服用を止めるまで生理日を遅らせることが可能です。生理を早めたい場合は、早めたい日の2~3日前に服用を止めることで、消退出血を早めに起こせます。

ただし、自己判断で生理日を移動する目的で休薬期間を置かずに次のシートを飲むことは危険です。生理移動をしたい場合のピルの服用方法については、必ず処方を受けた医師に相談しましょう。

3週目に飲み忘れがあったとき

飲み忘れがある、または7日連続服用できていないと、低用量ピルの避妊効果は落ちてしまいます。そのため、3週目に飲み忘れがあった場合は、休薬期間を取らずに次のシートで服用を続けます。

通常は決められた服用サイクルを守ることで避妊効果は続くとされていますが、7日連続で服用できていない場合は妊娠のリスクが高まる可能性が否定できません。7日連続で服用できるまでは、コンドームなどのほかの避妊方法を併用しましょう。

低用量ピル服用を希望される方はエリス婦人科クリニック川崎駅へご相談ください

エリス婦人科クリニック川崎駅では、低用量ピルとミニピルの処方を行っています。プライバシーに配慮し、ピルについて気軽に相談できる環境を整えています。低用量ピルを初めてお使いになる方、低用量ピルとミニピルどちらが適しているかわからない方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。

詳細は以下のページをご覧ください。

エリス婦人科クリニック川崎駅の低用量ピル

エリス婦人科クリニック川崎駅のミニピル

低用量ピルの休薬期間についてよくある質問

Q 休薬期間中の偽薬は必ず飲む必要がありますか?
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A

偽薬は、服用の習慣づけや服用を忘れないためのものです。薬の成分は含まれていないため、休薬期間をきちんと把握できていれば、必ずしも飲む必要はありません。

Q 誤って8日以上休薬期間とした場合はどうなりますか?
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A

飲み忘れに気づいた時点で、1錠服用が必要です。しかし、後から服用した場合避妊効果が十分に得られない可能性があるため、7日連続で服用できるまではコンドームなどのほかの避妊方法と併用が推奨されます。

Q 休薬期間に生理がありません。問題はないですか?
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A

低用量ピルの服用中に生理(消退出血)がないケースはまれです。もし妊娠の可能性がある場合は、検査を受けることをおすすめします。検査の結果妊娠していないことが判明できれば、その後も予定通りピルを服用して問題ありません。