一度中絶すると妊娠しにくくなるのは本当?
中絶と妊娠の可能性について
Abortion Once Experience
「人工妊娠中絶手術を受けた後妊娠しにくくなる」など、中絶が不妊の原因になるという主旨の噂を聞いたことはないでしょうか。
中絶を考えている方がそのような噂を聞くと「中絶しない方が良いのでは」と考えてしまうかもしれません。
この記事では、中絶後に妊娠しにくくなるという噂の真偽、中絶後に起こり得る後遺症や合併症、中絶したことが周囲にバレるかどうかについて解説します。
一度中絶をすると不妊の原因になることはある?
中絶手術が不妊の原因になることはほぼありません。人工妊娠中絶手術を受けたとしても、それがその後の妊娠において、母体や胎児に悪影響を与えることはまずないといえます。
「中絶すると妊娠しにくくなるのでは?」と不安な方もご安心ください。
妊娠しやすくなるとする見解もある
中絶手術後は妊娠しにくくなるどころか、むしろ妊娠しやすくなるという見解があるのも事実です。中絶手術後のホルモン変化が関係している説が有力です。
個人差はありますが、中絶手術後はおよそ2週間で排卵が戻ります。通常、排卵は生理の前に起こります。しかし、人工妊娠中絶手術後は初めての生理が来る前に排卵が起こることがあります。
排卵タイミングが普段とズレることから意図しない妊娠をした結果、「中絶手術後は妊娠しやすくなる」と考える人がいるようです。
この現象は中絶直後に起こりやすいです。タイミング的に妊娠を望んでいないはずなので、注意してください。中絶手術後の性行為では、コンドームなどの避妊を徹底しましょう。
稀に後遺症や合併症が起こる可能性はある
中絶手術そのものが不妊の直接の原因になることは、ほぼありません。しかしごくわずかではありますが、中絶手術後に心身への後遺症、合併症を起こすリスクがあることは確かです。非常に稀なケースですが、合併症が原因で不妊になる可能性もあります。
人工妊娠中絶後に起こり得る主な後遺症・合併症
人工妊娠中絶手術を受けてもほとんどの場合、体調は問題なく回復するため、将来の妊娠に悪影響が及ぶ可能性は低いです。
ただし、リスクがゼロとはいえません。人工妊娠中絶後の後遺症や合併症が不妊につながるケースもあるからです。
中絶手術後の変化は、大きく以下の3種類にわかれます。
出血や腹痛、めまい、吐き気などの身体的な症状。
フラッシュバックや過剰反応などの精神的な症状が出る。人工妊娠中絶手術のストレスや感情抑圧などによって起こる。
感染症やアッシャーマン症候群、子宮穿孔や子宮内遺残など。とくにアッシャーマン症候群は不妊の原因になるリスクがある。
中絶をしたことがバレる可能性は?
中絶手術を受けた後、見た目や検診でバレることを不安に感じることがあるかもしれません。実際に、中絶手術を受けたことがバレることはほとんどないので、ご安心ください。
保険証の記録でバレることは基本的にない
人工妊娠中絶手術は保険適用外の自由診療で、保険証を必要としません。そのため、記録として残る心配は不要です。保険証の記録から中絶手術を受けたことがバレる心配はありません。
見た目でバレるリスクはない
人工妊娠中絶手術は身体を切ることがないため、外見で目立つ跡が身体に残ることもありません。傷ができることがないため、見た目で中絶手術を受けたことがバレることもないです。
婦人科検診や出産時にバレるリスクも少ない
中絶手術を受けた後、婦人科検診や出産時に診察を受けたとしても、中絶したことがバレるリスクはほぼありません。
ただし、中絶手術の直後は子宮内膜の状態やホルモン値が変化するため、手術を受けて数週間以内に婦人科で内診や超音波検査を受けた場合、医師にバレることはあり得ます。しかし、数ヶ月程度経過すれば身体の状態は元に戻ります。
出産時も、過去に中絶手術を受けたことがバレるリスクはほぼありませんが、診察時に既往歴として中絶手術の有無を確認される可能性はある点には注意しましょう。
人工妊娠中絶手術後は心身のケアが重要
人工妊娠中絶手術は、身体はもちろん、精神的にも大きな負担となるものです。中絶手術後の不安やストレスが引き起こす中絶後遺症候群を発症したり、イライラ、不安感、無気力感、不眠などの症状が出たりすることがあります。
中絶手術後を健やかに過ごすためには、術後は心身のケアも重要です。
術後にお一人で悩みを抱えている方、精神的に不安定な状態が続く方は、医師へ相談することをおすすめします。
人工妊娠中絶のリスクを減らすポイント
人工妊娠中絶手術そのもので不妊になるリスクは低いといえますが、手術による合併症が原因で不妊になるリスクは考えられます。中絶手術の合併症のリスクを減らすには、以下のポイントを押さえましょう。
早めに受診する
人工妊娠中絶手術は、妊娠12週(11週6日)未満までの初期中絶、妊娠12週0日~22週未満(21週6日)の中期中絶に分けられます。
初期中絶は日帰りで受けられる身体への負担が少ない手術です。一方、中期中絶は数日間の入院が必要で、より身体への負担が大きくなります。そのため、初期中絶よりも感染症や合併症のリスクが上がります。
「中絶手術を受けようか」と悩んでいるうちに妊娠週数が進んでしまうこともあるので、早めに医療機関を受診しましょう。
信頼できるクリニックを選ぶ
人工妊娠中絶手術後のリスクを抑えるには、医師の技術や経験、クリニックのフォロー体制が重要なポイントです。中絶を行っているクリニックは多数ありますが、クリニックによって実績はもちろん、手術方法も異なります。
クリニックを選ぶ際は「中絶手術の実績が豊富かどうか」「安全性の高い手術方法を採用しているかどうか」「手術前後のケアやフォローが万全か」などをチェックしましょう。
人工妊娠中絶に対する不安はエリス婦人科クリニック川崎駅へご相談ください
エリス婦人科クリニック川崎駅は、痛みを抑えた初期中絶手術に対応しています。診察日当日に日帰り手術が可能なケースもあります。身体への負担の少ない手術方法を採用し、患者様の妊娠週数や子宮の状態に合わせた方法を選択しているので、安心してご相談ください。
患者様が安心できる環境にも配慮し、お一人おひとりの気持ちに寄り添った温かなサポートで、妊娠週数の確認から中絶手術の相談にも対応しています。
人工妊娠中絶を受けるかどうかお悩みの方、不安を抱える方は、エリス婦人科クリニック川崎駅へお気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q
年齢によって中絶後の後遺症リスクは高まりますか?
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基本的には変わりません。しかし、年齢が上がると免疫力が低下することによって、感染リスクが高まることはあります。
Q
中絶手術を受けた後、いつから性交渉が可能ですか?
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出血が止まった後、医師の診察を受けて問題ないと判断されてから可能です。出血が止まるまではおよそ2週間かかりますが、その間は感染症リスクが高いため、性交渉は控えましょう。
Q
人工妊娠中絶手術後、避妊リングや低用量ピルは使用できますか?
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はい、使用可能です。長期間妊娠を希望しない場合は、中絶を繰り返さないためにも避妊リングや低用量ピル、ミニピルは効果的です。中絶手術を受けたクリニックで相談しましょう。